製作記2 リフレクタ:型の成形 [2006.01.16]
型のベースとなる部分ができあがり、次はレンズが付く面を作る。

ボディーの外側を反転したパテ型に、位置決めのポッチを彫っておく。これが無いと場所がわかんなくなるので。
パウダー系のシリコンスプレーで型をコーティングしてから、ポッチの周辺へパテを盛る。

ポコッと外したところ。
面同士がピッタリ合うパテ型が抜ける。

外したパテを、ライトの形を目指してひたすら削っていく。
今回作るのは2007年型SC430のヘッドライト。カラーリングは06モデルなんだけどね、今後の展開を考えて現行SCのライトを作っておこうかと。夏には07仕様を塗るだろうし。

3日ほどコツコツ削り続け、やっとここまで成形。ちょっとライトっぽいでしょ?
これを作っている時点では、07年型のSC430はまだプロトタイプが1台走っているのみ。
メディアへの露出も少ないので、ヘッドライトの資料になるような写真が数枚しか手に入ってない。
まぁわからないものは仕方が無いので、たぶんこんなカタチなんだろうな〜と思いながら削ってます。
だから「本物と違うぞ」って言わないでネ。大切なのは雰囲気だから。

資料の少ない中、1週間ほどかかってここまで完成。この間に何度パテを盛っては削った事か。
パテを取り外せるようにしたのは、このほうが平面を楽に削れるから。いきなりパテを盛ったんじゃ、窪んだところの面出しが大変だもの。
それに光軸も合わせ難くなる。実際にボディーへ取り付けた時にちゃんと前を向いているかどうかの判断は、型だけを見ててもわかんないから。
この作業中はパテ型を何度もボディーの内側へ当て、平らな面の水平・垂直を確認しながら少しずつ削ってた。でも気が付くとやっぱり削りすぎちゃってるんだよね。
そのたびにまたパテを盛って、また削る。何回やったんだろ。

続いてLEDが入る部分を。
実車の資料写真をよ〜く見ると光源が傘の中心にあるような、よくある懐中電灯みたい形状に見える。割と単純な形だね。
とは言えさすがにこれを手作業で削るのは難しそうなので、型を作ってみた。適当な廃材に穴あけしただけの簡単な物。
これにパテを詰め、完全に硬化する前にプルンと抜く。タイミングを逃すともう取れない、仕方なくハンマーで叩いたら粉々になったパテが・・・

組み合わせるとこんな感じ。
実車のライトは4灯だから、あと3コ作らないと。
ただこれが、元になる型がひとつしかないもんだから1日に1コしか作れない。
仕事中にやれば効率が良く作れるんだけど、やっぱり目の前においてないと型から抜くのを忘れちゃうんだよね。
だから作業するのはまとまった時間が取れる夕方になってから。
失敗しなきゃあと3日で完成。失敗しなきゃ、ね。
