電飾回路ver.1
2004年度の京商カップファイナル、ボディーの塗装を担当した私は電飾を施そうと考えた。
しかし4枚のボディー全てに市販されている決して安くは無い電飾キットを取り付けるには予算が足りない。そうだ、買えないなら自分で作れば良いのだ。
ここでは完成した回路を紹介。製作の過程は使用したボディーの製作記にあるので、ここと合わせてご覧になっていただきたい。

基盤サイズは20x20mm程度、重量約15g(ボディー側別)、PIC12C509Aで4系統のLEDをトランジスタ経由で駆動。
この回路を始めて使ったファイナル用ARTAにはヘッドライト左右(片側3個)、ハザード4個、ブレーキ4個、常時点灯のテール2個、合計16個のLEDを取り付け。ヘッドライトのパッシングは実車のパターンを忠実に再現した。
パッシングは一定時間以上のスロットル全開によって自動的に行う以外にも、ドライバーがプロポのボタン操作で単発/連続のパッシングが行えるようになっている。これにはプロポのミキシング機能を利用してあり、製作する側にとってはずいぶんと楽をすることができた。
スロットル操作ニュートラルでブレーキを点灯/ブレーキ操作で点滅、ハザードは一定時間以上全開にならない場合にスロー走行であると判断して点滅を開始、その後全開を感知すると解除。製作時にはピットインやクールダウンでハザードを点滅させながら走ることを想定していたが、実際のレースではクラッシュでコース上にスタックした時くらいにしか作動する事は無かった。確かにハザードを出す状況ではあるが、これには寂しいものを感じた。

レース時のFW-05RRへ搭載したところ。
取り付け穴の位置もシャーシにあわせた専用設計、受信機との接続には3chを使うのでマイトラポンの電源端子も基板上に装備。カバーなしの基盤は燃料がかかることを考慮していないので慎重に給油を行う。
この時はボディーと接続するコネクタを基盤に直接付けたためカバーをしなかった。幸いこれが原因でレース中にトラブルが起こることは一度も無かったが、実戦で使うからには不安材料は潰しておくべきだ。基盤から伸ばした配線の途中にコネクタを付け、基盤はケースに入れるなどしたほうが良いだろう。

LEDは自作のリフレクタでボディーへ取り付ける。ヘッドライトは特性の3連LEDで3つのLEDを貼り合せてから削りだしたもの。レンズ状に磨き上げる時間が無く3倍とは行かなかったが、それでもなかなかの明るさだった。ただし並列に繋いであるので消費電流も3倍。
全てのLEDが点灯した時の消費電流は約250mA。サーボに比べれば大した事は無いが電飾としては大食らい。
製作前に考えていた”やりたかった事”を全部詰め込むことができたこの電飾ユニット、しかしレースではその機能の大半が誰にも気付かれないまま終わってしまった。この反省は次回作に活かされる事になる。
この電飾ユニットは、レース用としては使わないギミックがあったかもしれないが、今でも展示用やリアル志向のボディーに載せ活躍してもらっている。詰め込んだ機能は無駄にならなかった。
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