ミニッツサーキット

訳あってラジコンから少し距離を置いていた頃、それまで一緒にレースを楽しんでいたのとは別の友人達からミニッツレーサーで遊ばないかとの誘いがあった。
ミニッツには以前から興味を持ってはいたが、あいにく周辺にサーキットが無く手を出せずにいた。ところが今回は自分達で走らせる場所も作ってしまおうと言う話だ。当時レースに出ていなかった私には時間がある。幸いコースを置く場所もある。こんな魅力的な話を断ることはできなかった。
そんな訳でサーキットの製作がスタート、最初は「折りたためる机を改造して4畳サイズのサーキットを」などと話をしていたものの、私の凝り性が災いして計画はどんどん大きくなっていき最終的には9畳サイズに落ち着いた。これならミニッツが十分に楽しめる大きさだ。
その週末には材料の買い出しへ。しかし材料を眺めていると色々なアイデアが浮かんでくるもので、終わってみれば当初の計画を大幅に上回る材料を持ち帰ることに。打ち合わせ意味無いじゃん。


その時思いついたのがこれ、高架とスロープ。これは場所を有効に使いたい・・・のは建前で、ただ単に作ってみたかっただけ。昔から持っていた「どうしてラジコンのコースには起伏が無いんだろう」と言う疑問を形にしてみたのだ。ただし勾配が大きすぎたのかモーターを交換すると軽くジャンプしてしまう、なんともアクロバティックなコースになってしまった。箱ボディーならまだわからないでもないが、ストレートエンドを飛んでいくF1の姿は違和感満点。飛びすぎるとコースから落ちてしまうこともあるし、普通なら抜きどころになるはずのストレートエンドなのにちゃんと走るだけで精一杯、これではバトルなんてできない。ちょっと反省。


片付けた状態。必要な床面積は半畳ほど。

サーキットを広げるのは普段仕事をしている場所なので、はじめから収納のことを考えて製作してある。大人数人で設置に20分、片付けに15分ほどかかる。重量はたぶん200kgくらい。


しばらくレースに出ていなかった私だが、これをきっかけにすっかりミニッツにハマってしまった。
週2回の走行会では飽き足りず一人でコースを設置し何時間も走ったり、レースをしたいが為にミニッツ専用のラップカウンターまでも製作した。
そしてミニッツは自分でも気付かないうちにラジコンカーの特訓にもなっていた。ミニッツのクイックさに慣れたせいか、このあと復帰した1/10スケールではクルマの動きがものすごく「ゆっくり」に感じられ、挙動の乱れにも余裕で対応することができた。レースに出場してみてもそれまでにない好成績が続き、それは今でも続いているレース活動にも繋がっている。


その後何度か改修をしながら2年ほど使い続けた自作ミニッツサーキットだが、今ではほとんど使うことがなくなっている。どこかに常設できる良い場所はないものか・・・