2007年3月17日 京商カップ2006ファイナル 1日目レポート




やってきました京商カップファイナル!年に一度のこのイベントもこれで8回目の参加となりました。
思えば初めてファイナルに参加したのは今から10年前、あの時は会場内に知り合いが全く居らず寂しい思いをしていたのに、今ではエントラントの半分以上が知り合いと言う状況。ビッグレースの会場なのに、なんとも居心地がよろしいですなぁ。

そして今年は持ち込んだベースセッティングにも自信がある。事前に現地での練習走行が1度もできていないフジモデルだけど、これだけ準備が整った状態で参加した事なんて無かっただけに期待が膨らむってもんです。
ただ事前に京商サーキットを走っているチームから聞こえてくるのは、強烈にグリップする路面の難しさ。そう言われてもテストしてないし、そのまま走るしかないんだけどね。




お知り合いチームへ挨拶をしつつ、2チームぶんの機材をパドックへ搬入。

さて、練習走行が始まるまでにシャーシのチェック・・・を行う時間は無いのです。そう、4枚のボディーを電飾しなくては。




とりあえずハンダごてをスタンバイ、と思ったがまだ電源が来ていない様子。
それでもできる所から下準備だけでもしておこうと、配線やLEDの足をカットから手を付ける。冷たい北風で思うように指が動かせず、焦るばかりで作業がはかどらない。そして1時間が経過、やっと電源が稼動開始。
ハンダ付けを始めるものの、これも寒さのせいでコテの温度が上がり切らない。冬の屋外で18ワットは厳しかったか。
自分の体を盾にして風を凌ぎ、時折「アッチー!」なんて叫びつつリード線を這わせていく。プロポを操る大事な指なんだけどねぇ、そんな事は言ってらんないのですよ。



もちろん周囲のテーブルではタイヤ貼りやアライメント、充電作業の真っ最中。明らかに浮いてる状況に「そこまでしてライト光らせたいのか?」と聞かれるんだけど、どーしても光らせたいんだから仕方が無いじゃないですか。冷たい風も指の火傷もみんなの視線も、全ての状況が疲れたハートに突き刺さるようですよぅ。

配線作業は思いのほか時間がかかり、やっと慣れてきた3枚目が終わったところでタイムアップ、残り1枚のボディーは時間ができてから配線する事に。
電飾に数時間、練習走行の準備は30分。これでいいのかフジモデル。



これが数時間の成果。

簡単な回路なんだけど、配線図とか全く用意せずに来たもんだから大変な思いをするハメに。
今年の回路はボディーの前後に直接PICを貼り付け、明るさUPと軽量化を実現。でもちょっとコストUP。


ファイナル初日は練習走行2回、予選2回、それぞれ5分のヒートを4回走るスケジュール。2日目に3回目の予選を行い、予選上位7チームはグランドファイナルへシードされる。もちろん狙いは7位以内ね。



練習走行1回目



始めにHiroshiが走り、2分半で私に交代しお互いにコース慣れしておく。ドライバーと同時にシャーシも交換し2台ともに不具合が無いかを確認、タイヤはそれぞれ25V/30Vと違う物を履かせた。
が、路面コンディションが悪すぎて練習にも確認にもタイヤ選択にもならない。路面はつるっつる、一応コースレイアウトを確認したという程度の走行。


練習走行2回目


5分間をHiroshiが担当。2台のシャーシに35V/ラジアルを履き、ヒート半ばでシャーシを入れ替えタイヤを評価してもらう。
それなりにグリップが上がっているようで、すでに普通に周回をこなしているチームもちらほらと。しかしフジモデルRはタイヤ選択を外しているのか、アンダーもオーバーも酷くて走り辛そう。
Hiroshiのコメントでは35Vのほうがマシと言う事で、予選は35Vで走る事に決定。インナーはハラver.1ミディアム。


予選1回目


ドライバーはHiroshiが担当。
横一列のスタートは大きな混乱も無く順当に周回を開始。ピットから見守る我がチームのSC430は・・・これまでに見たことの無いほど激しくロールしながら走っている。スロットル操作に敏感に反応する大きなピッチングは、コーナー出口でのアンダーステアを強くしている。要するに凄く走りにくそう。
とは言いながらもそつなくラップを続け18周5秒のタイムを記録。予選1回目の暫定結果は9位。


予選2回目



今度は私kankiが担当。
予選1回目のあまりのロールっぷりにダンパースプリングを前後とも少し硬く、FR:オレンジ/RR:グリーンに変更。リバウンドを少し締める。タイヤは猛烈に速いシンテックさんに教えてもらった35V。

運良くオープニングラップを2番手で抜け出し順調に周回を開始。おそらくはタイムアップできる最後のチャンスとなるヒートなので、絶対にミスをしない慎重な走りを心がける。
コーナー侵入ではインを開けないよう早目のブレーキ。多少ブレーキが余っても気にせず、スピードよりもラインを重視。でも縁石を踏むと簡単に横転するので攻め過ぎは厳禁。大事に、大事に。
しかしスプリング交換したのに強烈なロール/ピッチ量は相変わらずで、よくコケないなと自分でも関心してしまうほど。すんごく傾いてるのにひっくり返らない不思議な感覚。
ペースが掴めてきたのは2分ほど走りタイヤが温まった頃。タイムは意外と伸びているものの、一箇所だけパワーを駆けながら回る中速コーナーでスロットルを開け過ぎると不安定になりやすい。ロールでイン側の駆動が抜けている?
ほかでは速いのに、このコーナーだけはやたら後続につっつかれる。リバウンド締めるんじゃなかったなぁと後悔しながら控えめのスロットルワークで我慢の走行。いい車なのにここだけ難しいのが悔しい。

そして5分が経過。欲張らない走りが良かったのか、ノーミスで走り切り19周2秒を記録。初日の暫定結果ではトップから2秒差のなんと2番手!やったよー!

フィニッシュ後に横転したのはここだけのヒミツだっ。気ぃ抜いたらコケちゃったよ。


〜初日終了〜


予想以上の暫定2位となった初日。しかし激しく傾きまくる車の動きに、これ以上グリップが上がったら一体どうなるんだろうと不安がいっぱい。
そこで京商サーキットを走りこんでいるチームに話を聞いたところ、やはりスタビ無しの猫足でハイグリップ路面を走るのはつらいだろう、との事。他にも路面が上がりきった時にはピットレーン出口でいきなりハイサイドしただとか、しまいにゃピットレーン内でコケたとか・・・マジですか?
さすがにこれはヤバイと思い、併設のショップで前後スタビライザーを購入。ちなみにフジモデルRは今まで一度もスタビ有りで走った事が無いのです。

そして夜は総勢30名を超える参加者の大宴会!もー楽しくて仕方なかったんですが、メンテがあるので早めに退席。あぁ名残り惜しい。
ホテルへ戻って作業開始。ダンパー組んで充電して、スタビ付けて・・・終わったのは2時過ぎ。

この時点ですでにヘトヘトだけど、レースは明日が本番。短い時間だけどしっかり眠って体力回復。