2007年8月5日 マイスターカップ第3戦レポート



マフラー抜けのアクシデントから追い上げ何とか4位にすべりこみ、最低限のポイントを獲得した第2戦。これでぐりーんぐらすの三きこさんと同点のポイントリーダーとなり、今回のレースは直接のライバルとなる三きこさんに少しでも差をつけておかなけれと、準備万端で挑みました。
長い間アンダーステアに悩まされていたFW-05はセッティングを見直し、これまでにない素直なコーナリングを手に入れています。
更に前回失敗したインナーのチョイスも、今度ばかりはテスト済みの「これなら大丈夫」と言えるものを用意してきました。もう不安要素はない、あとは自分のペースを守って走り切るのみです。ってそれが難しいんだけどね。


マイスタークラス予選1


マシンもタイヤも万端、NEWタイヤに熱を入れたら準備完了!
計測ライン手前のコーナーをフルスロットルで立ち上がり、続くシケインでは最短距離を繋げたラインでタイムを削・・・



ぽきっ。


はい、ユニバ折りましたー。
しょっぱなからこれ、アタック0回でリタイア。ま、まぁその、2回目でタイム出せばいいんだから。
幾分動揺しながらも、まだまだチャンスはあると気を取り直してパドックへ戻りました。急いで修理です。


オープンクラス予選1


FWの修理に手間取り準備ができず、適当に選んだ中古タイヤで走行。
で、当然それらしいタイムは出せないまま終了。でも気にしません、全員Aメインだから。


マイスタークラス予選2


マイスタークラス最後の予選、このヒートを失敗すると下位メインから勝ち上がる事になり、シリーズチャンピオン獲得が難しくなる・・・などと考えながらいつもより緊張ぎみにウォームアップを始めます。いつも最悪の結果ばかり考えてしまうのは悪い癖なんでしょうか。
そして予選開始。じっくりとタイミングを計り、クリアラップをミス無く走り切ってあっさりとタイム更新、余裕でAメイン入りを獲得。マシンとタイヤを労わるため、タイムアップを待たずして操縦台から下りました。
ポールは獲れなかったけど、優勝を狙うには十分なグリッドです。先週のテストの成果があったと、決勝に向けて少し自信を持てたかな。


オープンクラス予選2


走らなくてもAメインだからと、軽い気持ちで挑戦したオープンクラスの予選。
ところが意気込み過ぎないほうが結果が出るもので、なんと12秒フラットに迫る一発タイムで余裕のポールポジション獲得。
FWもこれくらい走れば苦労しないんですが・・・


オープンクラス決勝


これはやりましたよ、本当〜に何も起こらない、ポールポジションから一度もトップの座を譲ることなくフィニッシュまで走り切っての優勝です。
ラップタイムに余裕があると全てが楽ですね。20分間のほとんどを7割くらいの力で流して、あっけなく勝っちゃいました。
FWもこれくらい(略


マイスタークラス決勝


さぁ、2007年シーズンの行方を左右する第3戦決勝レースのスタートです。
ウォームアップの感触は・・・先週見直したセッティングの成果が感じられる素直な動き、しかしエンジンには今ひとつパンチがありません。ピットを担当してくれたHiroshiにニードルのひと絞りをお願いしてスタートに備えます。

そしてレースがスタート。相変わらずもっさりしたエンジンながらもタイミングよく飛び出し、いくつかポジションをあげて上々の滑り出し。1周目にインフィールドでもう一台を抜き、これでトップやぶちゃん、その直後に私が張り付いてトップグループを形成。3位以降とは少し距離があるが、まだまだ視界に入る微妙な位置。もう少し離れるまで気を抜いてはいけません。
トップやぶちゃんのペースには付いていけてるので、まずは焦らず様子見。じっくりと抜くポイントを探します。
ストレートでは少し置いていかれるので、1コーナー進入で前へ出るのは難しそう。かといってインフィールドで抜く隙はないし、これはやぶちゃんのミスを待つしかないかな。そこで序盤から距離を詰め、プレッシャーをかけます。

が。
張り付き過ぎたのかシケインで接触、やぶちゃんがスピン。無事だった私は安全な所まで移動してやぶちゃんの復帰を待とうと・・・ん?様子がおかしいよ?
実はね、この時点でオーバーヒートしてたんです。決勝前にパンチが無いと感じたのは燃調が甘いんじゃなくてエンジンの寿命。真夏、晴天、昼下がりのレース、そこへスタート前のひと絞りで追い討ち。しかし数周でモーモーになっちゃうとは。
エンジンが吹け上がらないままヨレヨレと動いていると、まだ集団を形成している後続がワイドラインでバトルしながらやってきました。追突されるFW-05S。吹き飛ばされるFW-05S。再び追突されるFW-05S。サーキットに響き渡る

激しい排気音。

そう、またやっちゃったんです。開幕戦から3連続のマフラー抜け。
自ら操縦台を降り、ピットへ回収されたFWのマフラーを差し込みます。この間に1分30秒ほどをロス、これで優勝の目はなくなったか・・・
だがしかし、まだ他の誰かがリタイアする可能性が残っています。恐らく三きこさんと離されるであろうポイント差を最小限にするため、残りのレースを全力で走らなければいけません。
でもやっぱりエンジンが回らないFW-05S。燃調のマズさに加えてマフラーの修正が完全ではなく、ボディーが排気口を塞いでより一層パワーがなくなっています。
インフィールドでは後続が列を成し、2速に入りすらしないストレートでは何台もにまとめて抜かれる始末。これでは順位を上げるどころじゃない。レース中盤にもう一度ピットまで行き、またマフラーとニードルを修正。これでまた数十秒をロス。
こうしてやっと、レースも終盤になってから本来のスピードを取り戻しました。でもね、悲しいかな今更がんばっても順位にたいした影響はありませんでした。
トラブルだらけのレース結果は8位、三きこさんは3位で私とのポイント差は5になりました。
しかし5ポイント差は喜んで良い結果かもしれません。最終戦で私が優勝すれば最悪でも同ポイント、三きこさんが3位以下なら逆転のシリーズチャンピオン獲得ですから。
そう、最終戦はもう優勝するしかないんですよ。こうなったらアレコレとタマを投入しなくては。あそこを補強して、大事に取っておいたアレを使うしか・・・
最終戦はFWの見た目がちょっと変わるかもです。