2007年1月1日 練習走行レポート


さー今年もお正月から走りに行って来ましたよ!
元旦だってのに夜明け前からフトンを抜け出し走行準備、雑煮も食べずそのままサーキットへ直行。現場で受け取ったマフラーと自作エキマニステーを装着したらさっそく走行だよ!

この日のメインはもちろん3速搭載のRRRevo。それではさっそく3速ミッションの調整・・・はひとまず置いといて、中古とは言えまだ一度も火を入れていないFS-26S-Cエンジンの調整からはじめる。
まずは変速カムの調整ネジをいっぱいまで締めこんで、全く変速しないようにしておき、ストレートではオーバーレブに注意しながらある程度のニードル調整をする。それなりに回ってくれるエンジンじゃないとミッションの調整もできないからね。
様子を伺いながらコースインしてみると、エンジンはインフィールドでGX-Rエンジンを凌ぐ程度の加速を見せ、それでいてストールもオーバーヒートも無い事から一応の調整はできていると判断した。エンジンはひとまずOK、ところがミッションの調子が悪い。

調整ネジを締めこんで無効にしていたはずのミッションなのに、少し走るとすぐに変速してしまっている。それに変速している事は分かっていても、1速から2速に入っているのか、それとも2速を飛ばして3速に入っているのかが判断できない。スピードのノリからすると1速>3速と2速を飛ばしているような気がするものの、そもそもRRRでは2速ミッションの4stを経験していないので比較する基準が無い。ストックを知らないまま3速化ってのも考え物だよ。
そこで原因を掴むため、3速のスパーギアを取り外して走ってみる。この状態ではまったく変速しないままなので、不調の原因は3速にあると断定、とりあえず1速>2速のシフト調整を始める。
2速カムのネジを少し緩めて走る。変速しない。また緩めて走る。変速しない。また緩める。変速しない。またまた緩める。今度はすぐに変速・・・どうやらカムの調整域が合っていない様子。2速は遅すぎ、種類の違うカムを使った3速は早すぎる。まー本来とは違う使い方をしているから仕方ないんだろうけど。
この変速タイミングの問題は、同じパーツを使っているパンダさんのレポートで事前に知っていたので、事前に3速のカムへ硬いスプリングを入れて変速が遅くなるよう対策をしておいた。しかしそれでもまだ足りなかったようで、いくら調整ネジを締めこんでも早すぎるタイミングで3速へ入ってしまう。逆に何もしなかった2速のカムはスプリングが硬すぎたようだ。この事が理解できるまでにかかったのが約2時間、この間に何度走っては調整する事を繰り返した事か。

ここで一度ミッションを分解し、2速と3速をカムホルダーごとそっくり入れ替える事にする。同時に変速の早すぎたカムはスプリングを硬い物へ交換、もちろん部品の用意なんてしていないので、手持ちのクラッスプリングを手で伸ばしてから適当な長さにカットしたものを使う。データなんて無いから硬さも長さも適当だ。
この変更でシフト調整はまたイチからのやり直しになるが仕方が無い。まずは3速を目いっぱい遅くしておき、2速のタイミングを探っていく。今度はちゃんと調整できているので、少しでも走りやすくなるよう何度も微調整を繰り返す。
そして調整が決まってくると、フジモデルを中々なペースで走る事ができだした。ここで判明したの、フジモデルでは2速までで十分と言う事・・・まぁ走る前から予想はしてたんだけどね。これはO.S.フィールドを想定したギア比なんだから当然、この点は妥協してなんとか3速まで入るよう調整を続ける。
今度は3速の調整ネジを少しずつ緩めていく。何度か調整を繰り返していると、RRRが2回の変速をしながらストレートを加速していく姿を見ることができた!

作っている時は絶対にうまく作動すると思っていたし、だからこそちゃんと動いたのは当然なんだけど、それでも初めて3速が動いたこの瞬間には感動してしまった。すごいぞ、ちゃんと3速ミッションで走ったよ!



約4時間をかけてようやくきちんと変速するようになった3速ミッションだが、まだまだ課題は山積み。

まずフジモデルでテストするにはギア比がワイド過ぎる。ずっとトルクバンドから外れたところを使っていては、エンジンのポテンシャルを発揮できないしきちんとした燃調もままならない。
シフトタイミングの安定性も必要。今のところ狙った所で変速しているミッションだが、少し調整がシビアな面もある。もっと楽に調整できるようなシフトカムのスプリングを見つける事が必要。
もう一つはミッションの信頼性。3速化でも強度が落ちる事は無いと思っていたが、いざ走ってみるとトラブルが続出した。ベンチでのシフト調整中にピニオンギアが何度も外れて転がっていったり、走ると毎回おこるワンウェイスリーブの緩みに困らされた。中でも一番悲しかったのは、走行中に1速のスパーギアを落っことして、貴重なパーツを寿命を無駄に縮めてしまった時。こんなんだからガラクタ呼ばわりされるんだろうな・・・
それにパンダさん同様、重量バランスの変化で操縦性に影響が出る事も気になった。軽量化やメカレイアウトの変更をするか、それともサスセッティングで対処するか、とにかく何かしらの対策が必要と判った。

今回のテストではスピードでの優位性こそ無かったものの、3速の可能性を感じる事ができた。
ワイドなギア比ではもっさりした加速感だが、実際にはストレートでGX-Rエンジンを抜く程度のスピードがあり、それでいてエンジン温度が低い状態でも10分を軽く超える低燃費っぷりを確認できた。

次回はギア比を変更するか、もっと広いサーキットへ場所を移してテストしたいと思う。カーンとレブまで回しきりたいね!