2007年2月11日 練習走行レポート
約1ヵ月ぶりにちゃんとした練習走行。今日はファイナルに使う12TRのナラシと、ついでにこちらもファイナルで使用するSC430ボディーの特性をチェックしておく。
まずはエンジンの調整から。とりあえずベンチで軽く回し、あとはコース上を走りながら少しずつ絞っていく。去年TZをおろしたときはあーんなにキツくって苦労したのに、TRはどんどん絞っていかないと温度が上がってくれやしない。ある程度のヘッド温度を保ったまま走ってると、何リットルも消費しないうちにピーク近くまで絞れてしまった。TRってこんなもんだったかなぁ・・・まぁちゃんと走ってるからいいか。エンジンパワーには拘らないので気にしない方向で。
そこそこのスピードが出るようになったところで、ボディーのチェックを開始。あらかじめ作っておいた、説明書に2種類のカットラインが指示されている大小の翼端板とフロントフェンダー、リアウイングを交換しながら走る。
ナラシの間はずっとウイング・翼端板・フェンダーの全てを大きいほうを選択して走っていたので、とりあえずはこれが基準。ちょっとアンダーに感じるかな?という程度。
まずはリアから変更してみる。厚いほうで走っていたウイングを薄い物にしてみると、ストレートエンドのブレーキに不安を感じてしまう。ここはフジモデルで唯一2速でコーナリングするポイントで、そこが不安定だとすると高速コースではどうなるのか・・・と心配になる。スピード域の低いインフィールドでも、グリップが低いと多少オーバーステアを感じるほど。レースの事を考えると、チームとしては厚いほうのウイングを選択。
翼端板は小さいほうが回頭性が高くて走りやすいと、Hiroshiと共に好感触。薄いウイングに大きい翼端板だと、高速で安定しない割に小さいコーナーで曲がってくれない。この組み合わせはパス。
続いてフロントフェンダー。これは変更してもあまり変わらないだろうと思っていたら・・・
いや、このフェンダーってちゃんと効いてるんだね。確かに小さいほうにすると曲がらなくなって、明らかに舵角が大きくなってる。これくらいのパーツの差で走りがこんなに変わるとは、空力って難しいんだなとあらためて実感。
一通り試してリアウイング大、翼端板小、フェンダー大に落ち着いた。
でもまだ試していない組み合わせもたくさんあって、例えば小さいフェンダーに軽いリアを組み合わせてみるとか、薄いほうのウイングでもスペーサーで高さを調整すればもっとダウンフォースを上げる事だってできる。まぁテクニカルなフジモデルじゃ限界もあるだろうけど、それほどスピードの出ない中でもボディーのちょっとした違いでこんなにセッティングできるとは、特性を把握しておいても損はないかなと思ったのでした。
